【抄録より】
2018年は医療・介護報酬同時改定、第7次医療計画、新専門医制度開始と医療環境が激変する。各医療機関も生き残りをかけ病院機能を変化させ、地域包括ケアシステムの枠組みにおける地域の病院総合医としての役割が求められる。それは超高齢社会における疾病構造への対応だけでなく、社会・生活背景を見据えたプライマリ・ケア理論に基づく高いレベルの診療であり、共通言語が通じる病院外の医師との協働に他ならない。地域別(都市部、地方)・病院規模別(大病院、中小病院)・対象疾病特性によっても、病院総合医の診療スタイルに変化が生じていくはずである。既に一病院のみで完結する医療は終焉を迎えており、今後は病院外の医療・介護・福祉のステークホルダーとの適切な連携が、良質な医療につながると考える。
当WSでは、様々な地域における病院総合医がどのような役割・機能を担うべく変化するのか、連携をキーワードに存在価値を考えていきたい。
※ 抄録に記載が間に合わなかったのですが、麻生飯塚病院 総合診療科 小田 浩之先生も運営に関わっています
スライドを掲載+順序を変更しました:2017年05月17日
【症例検討】:同じ症例を立場の違うグループ毎に議論していただきます
症例の議論では・・・
急性期(送り手)、回復期(受け手)のギャップの根源はどこに?
医療面 / 心理・社会面 / 病院間連携 / 経営面 / その他
議論を受けて・・・
「受け手」の立場からのメッセージ:佐藤 健太先生より
WSでは、アンサーパッドを用いて、参加者のご意見を伺いました